幸せのパンケーキ
狼煙行きたいと言い出した奴がいた。
狼煙というのはつけ麺が人気を博しているラーメン屋さんである。そうそう、大成のお店が東口に支店出したのよね。いつか行ってみなくちゃと思ってたよ。しかしながら今日はちょっこしそんな気分じゃないんだよな。
なんて思いを抱きつつ夫の要望に応えてやるべく大宮東口へと向かった日曜午前10時。
ふと思いついてしまった。
日曜日と言えどこの時間だったら待つことなく幸せのパンケーキに入れてしまうのでは?
早速夫にプレゼンしてみる。したらば“行ったことないお店なら何処でもいい”との回答。まじか!それでいいんか!ラーメン腹ではなかったのか!?まあいい、奴の気が変わらないうちに行ってしまおうじゃないか。
ほらね、予想通りすぐ入れちゃったわ。店頭の発券機によると我々は13番目の来客者だったようだ。
ざざん。
あれ、写真が縦なのは何故...。
ふむふむ、これが巷で有名な幸せのパンケーキか。どれ一口。ふむふむこーゆう食感だったのね。なんだっけこの“これ焼けてんの?”的なちょっとぬちゃってする食感。付いてくるのはメープルじゃなくてキャラメルソースなのか、こりゃまた珍しい。ホイップバターだかなんだかが甘い!キャラメルソースがしょっぱく感じる。美味い美味い。
汚いがこちら断面。あ!あれだ!ひと昔前に流行った半熟カステラっぽいんだ!はーすっきりした。
こちらは夫が食したお食事系パンケーキ。
実はわたくし団子、数ヶ月前に鎌倉にて幸せのパンケーキデビューを果たしている。その時にお食事系パンケーキは体験済みである。美味しかったがパンケーキに使われている全粒粉のつぶつぶした食感が歯に触るのが玉に瑕だったことを記憶している。オムレツは美味しかった。朝食におすすめ。
そんなこんなで完食。美味しかった。3枚じゃ多すぎる〜とかいう可愛らしい口コミを見かけることが多かったが、可愛げのない団子には全くもって多くなかった。ぺろりである。
入店の際、入り口付近にひと席だけあるブランコの席かカウンター席かを選ばなければいけなかった。これまた可愛げのない団子は迷わずカウンターを選んだ。あーゆうメルヘンな席は“インスタ映えする〜”とか言う可愛らしい女の子たちが使えばいい。退店時にはそんなような可愛らしい女子たちが使っていた。それでいい、それで日本はうまく回る。しかし女子同士での来店の場合どっちがブランコに座るかはどうやって決めるのだろうか。なんかそこらへんに女同士の生々しい感じがあって若干怖い。つかブランコって酔わない?団子は無理、酔う。可愛らしさよりも迷わず美味しく食べられる席を選ぶ。
最後にもう1枚。
大宮西口にある幸せのパンケーキさんはアルシェの地下1階。店内にトイレは無く、5階まで行かなくてはいけない模様。これは要注意。
団子のパンケーキ探訪はまだまだ続く...。